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潮目の変化・・胡錦涛が軍権掌握
ついに軍を掌握できたのですか。真の実力者は軍を掌握した者ですから。これでようやく中国の舵取りが出来るようになるのですね。とは言うものの、軍自体が暴走する可能性はあるのでしょうね。組織が大きすぎます。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成21年(2009年) 1月4日(日曜日) 
        通巻第2440号
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-- (引用開始) --
 十年ぶりの軍事パレード、胡錦涛が軍権掌握を誇示へ
  陳丙徳参謀総長が準備チームを主導し、新型兵器陳列内容の検討を開始
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 十月一日の国慶節に中国は十年ぶりの軍事パレードを行うことが確定的となった。
 いま、中国人民解放軍をいったい誰が掌握しているのか、江沢民人脈が軍の高層部をしめているため、胡錦涛はなかなか軍事パレードを挙行できなかった。
 いよいよ胡錦涛の軍権掌握ぶりを世界に示す絶好の機会でもあり、同時に次期総書記に最有力の習近平が、軍事委員会副主席になれるか、どうかも焦点となる。

 大公報、多維網などによれば、閲兵式を10年ぶりに天安門広場に外国賓客をまねいて行い、国慶節60周年を祝う。中国共産党の政権奪取以来、閲兵式は13回目だが、今世紀にはいって初めての国家行事となる。

 とくに人心を鼓舞することに重心を置き、節約を旨として経済発展の妨げにならないようにと注意書きが回覧されており、準備チームのトップには陳丙徳参謀総長(大将)が就いていることが確認された。
チームは総装備部、総政治部、総後勤部、総参謀部ならびに各軍管区の責任者が加わり、訓練内容、訓練の開始、参加部隊の宿舎(閲兵村)を設営する。

 また総装備部と国防科学工業局が中心となって、当日に陳列展示パレードに供する新型ハイテク兵器の選定を審査し、同時に海外メディアがもっとも関心を寄せる潜水艦発射ミサイル(巨浪二型)、殲10型ジェット戦闘機などを閲兵式で誇示するかどうかを決めるという。

 同時にソフト面にも力点を入れ、中国は国慶節前後に音楽、映像、映画、出版などを駆使して国慶節60周年の意義を大宣伝するという。
   ◎
(注 陳丙徳の「丙」には火扁)

-- (引用終了) --



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潮目の変化・・プアール茶が象徴するバブルの崩壊
バブルに踊らされた少数民族ということになるのでしょうか。一時はよい夢を見ましたが、翻弄されて元に戻る。プアール茶は年代物の方が高いので、保存しておけば将来は値段が上がるでしょう。

それにしても、不況時には不要なものに携わると怖いですね。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成21年(2009年) 1月10日(土曜日)貳
        通巻第2448号
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-- (引用開始) --
 ブームとなった「プアール茶」も、相場が大暴落
  暴騰、狂乱から、プアール茶の産地に大不況、価格は十分の一に
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 最近、日本でも女性の健康管理、とくにコレステロール除去、二日酔いに効き目があると言われるのが「プアール茶」。
ウーロン茶より高級といわれ、一部に熱狂的愛好家がいる。
 横浜の中華街へ行くと、高級品も売られている。黒っぽく、せんべいのような形状をしているが、かび臭いほどに高級と言われる。

 2001年だったか、江沢民国家主席(当時)が雲南省のプアール茶の産地を視察したおりに、皇帝に献上されるかのように提供された最高級のプアール茶は、一斤100万円だった。プアール茶は唐王朝の頃に発見、改良され、歴代皇帝に献上されてきた。
 
プアール茶の産地は雲南省。とくに南西部のシーサンバンナの中心地=景供の東西に分かれる。多くはラオス、ミャンマー国境近くにある「孟海」(メンハイ)の少数民族、とくにハニ族が、栽培を得意とした。
 景供の東50キロの基諾(ジノー族の集落)もプアール茶六大産地の一つ。

 雲南省の省都=昆明から飛行機で南下し、シーサンバンナ空港(景供)からジープで二時間ほど南下すると孟海集落が開ける。ここが中国全体のプアール茶の三分の二を生産し、茶農家が3000軒もある。

 じつは2001年頃、筆者も孟海村を訪ねたことがあるが、文明が一世紀遅れている感じがした。トイレがなく、小学校のそれを借りた。
 町の屋台をのぞいていると「どこから来たか?」と問われたので「日本だ」と答えると、現地民がこういった。
「日本? それって何処にあるんだべ?」。

町中のレストランなどはタイ族、山岳地帯がハニ族など少数民族が農業に従事していた。目を覆うばかりの貧困が広がっていた。


 ▲少数民族がつくって漢族が買い、ブームを煽って「投機商品」に仕立てた

 現地少数民族は商売のセンスが薄く、買い手は漢族である。それも広東、上海からやってくる。
札びらをはたいて買い付ける。1999年から2007年までにプアール茶の価格は暴騰につぐ暴騰を示し、1ポンド150ドルにも高騰していたのだ(1ポンド=453・6グラム)。
茶畠所有の少数民族のなかにはベンツを買ったり、豪邸を建てたり。
 ついには2007年の生産量が10万トンに達した。

 08年九月、大不況の到来で、ブームは突然去った。
 プアール茶の価格は往時の十分の一、茶畑の多くは見捨てられ、高級車を保有した人はガソリン代もない。

 同様に中国のバブルは、怪しげな絵画、書画骨董、水墨画、前衛芸術(ファインアート)の価格を押し上げ、首を傾げるような絵画に法外な価格がついた。不動産、株式と同様に、このブームも去った。
 プアール茶も、投機の対象だったのだ。

 しかし本来のプアール茶は、保存が長期に亘れば亘るほど効果がよく、価格も上がるのが原則であり、基本に立ち返るチャンスがバブルの破綻のあとに訪れたということでもあるのだろう。
-- (引用終了) --



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潮目の変化・・プーチン王朝のかげり
サブプライム爆弾は、ロシアでも炸裂しているようです。あまり取り上げられていないようですが、かなり陰りが出ているようです。メドベージェフはプーチンの単なる人形ではないようなので、プーチンもどうなることでしょうか。富の源泉が枯れつつあります。

幻になりかけていた北方領土返還も、意外とまとまる日が来るかもしれません。まあ、お金をがっぽり持っていかれますけれど。


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成21年(2009年) 1月6日(火曜日) 
        通巻第2443号
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-- (引用開始) --

 伝わらないロシア経済の惨状とプーチン指導力の陰り
   プーチン企業「ロフネフツ」「ガスプロム」へ軒並み、公的資金を注入
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 ロシアが冷戦終結後、三回目の経済危機に陥っている。
 最初は1992-94年のエリツィン政権下での拙速な経済改革。あまりに急激な資本主義化がロシアに未曾有の混乱をもたらし、結局、この時点で荒稼ぎしたのは旧国有企業の株式をまんまと私物化した新興マフィア(「シロビキ」と呼ばれた)だった。
ルーブルは新札発行に踏み切り、旧ルーブル札は2800分の一に減価した(つまり紙くずとなった)。

 二回目の危機は1998年。アジア通貨危機が飛び火したわけでもないが、サブプライムの詐欺に酷似するロシア国債投機熱が、ある日突然はじけ、米国ではノーベル経済学賞に輝く金融工学の博士たちのファンドも“マーケットの藻屑”と消えた。
 それから十年、ロシアに登場していたのは、新しい成金と旧KGB人脈が強いカネの絆で結ばれた新エリート。

 今回の危機は、むろん欧米のサブプライム危機に連動しておきた。
 新興成金は軒並み株式損失をかかえ、苦境に陥った。プーチン系の大企業「ロフネフツ」などが経営危機、銀行から資金を注ぎ込んでも追いつけない状態となっている。
 第一は原油価格の暴落によるGDP40%という大幅な減少。
 第二はガス価格の暴落とアルジェリアなどを巻き込んだ「ガス・カルテル」形成という野望の失敗。
 第三はモスクワの株式市場が崩壊寸前となり、昨年一年間で75%下落した。

 したがってプーチンが夢見た資源戦略は水泡に帰しつつあり、失業の拡大(140万から、近く220万人の失業に広がりそう。『ユーラシア・ディリー』、1月6日付け)による、プーチン政権への不信感が広がる。

 レバダセンター(levada)の世論調査によれば、「ロシアは正しい方向に進んでいる」と回答した国民は昨年九月の40%から、直近では24%にダウン。

 つい昨年春までプーチンが豪語していた「モスクワの株式市場を欧米並みの金融センター化する」、「ロシア通貨ルーブルをハード・カレンシーとする」という壮大な目標は、原油価格狂騰時代に現象的に現れた市場の蜃気楼だったのだ。
   △
-- (引用終了) --



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